チャッキバルブ
スイングチャッキバルブが1年持たず破損。スモレンスキチャッキバルブに交換することで耐久性UP!
製鐵工場 様
特殊鋼をベースにした高い技術力を背景に「21世紀社会に貢献する創造的、個性的な企業集団」を目指すことを基本理念とし、製品の競争力を強化し、高収益体質を定着させ企業価値を高めることによって株主、取引先、従業員および社会の信頼と期待に応えられる「前進する企業集団」を目指しております。
設置場所:工場 | |
配管種類:冷却 |
スモレンスキチャッキバルブ 設置写真
課題
製鐵工場内では、冷却水として水を大量に使用しています。当工場においても工業用水を使用しており、機器冷却水の他に製品を冷やす工程で水を使用していました。再循環した流体には製品の鉄粉が含まれ、スラッジ状態となっており既設スイングチャッキバルブのヒンジ部を摩耗させていました。更に、ポンプ停止時のウォーターハンマーも影響して、半年ほどで交換をしなければならない状況でした。チャッキバルブを交換しようにも口径が250Aと大きく、現場作業者の負担も大きい。また、故障の際は生産性低下や安全上の問題となるため、耐久性の高いバルブへの対策が急務でした。
面間差を合わせるスペーサーを使用。
ソリューション
スモレンスキチャッキバルブ SM 10K 100A~300A
スモレンスキチャッキバルブは内部構造が一般的なスイングチャッキバルブとは異なり、
上部ガイド、下部ガイド2点で弁体の動きをガイドしているため、応力が分散され過酷な運転状況下での使用にも耐久性にも優れている。
ウォーターハンマー防止型スモレンスキチャッキSM
ご担当社様から
当工場の流体は特殊で、鉄粉混じりの過酷な流体。逆止弁の交換頻度が高くても仕方がないものだと諦めていました。スモレンスキチャッキバルブを設置したことでウォーターハンマーを防止するだけでなく、耐久性も今までの2~3倍長く使えて交換の手間が減りました。新規設備の場合はスモレンスキを使用します。また、改修の際は面間を合わせるスペーサーを使用する事で対応が出来ると教えて頂いたので活用していきたいと思います。