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お客様の声

お客様の声

フートバルブ

地上設置型フートバルブSGを地上化することで、作業上の安全環境を確保!配管吊り上げずに作業が可能!!

機械工場 様

船舶および陸用エンジンメーカーとしての生命線である開発および生産部門、顧客ニーズの最前線を走る営業部門、そしてコンプライアンスを含む企業活動全般をバックヤードで支える管理部門、これらすべての業務をブラッシュアップすることで、真の強さを身に付けた企業を目指します。

ラベル 設置場所:工場
配管種類:冷却

写真1
地上設置型フートバルブSGで配管支持を外すことなくメンテナンスが可能になった設置現場

課題

主力の船舶用エンジンの性能試験を行います。エンジンの出力を確認するためにエンジンを実際に動かすと、エンジン自体が熱を持つので、焼きつかないように水冷冷却をしています。冷却水を循環しているポンプに従来型フート弁が付いています。冷却水の水槽は、屋外に開放の状態にあるため、工場内のゴミの飛び込みは懸念していた。冷却水は配管内を循環して配管の汚れを運んでくるため、どうしても水質は悪くなり、水槽内に沈殿物が堆積してきます。そのため水中に設置しているフート弁のゴミ噛みによる落水とフート弁自体の錆付と固着が起こりました。落水が起きたときには、従来型フート弁の手動機構ワイヤーを使用してカチャカチャと動かした後に、呼び水を入れながらポンプを廻すと、何とかポンプ再起動できていました。それでもポンプ廻せなくなったときには、配管を引き上げてフート弁の点検と整備、必要なら弁座のシート張り替えを行ない、吊り下げて復旧をしていました。その作業中、フート弁の手動機構ワイヤーは、まっすぐに保つようガイドを通しているため、吊り上げと吊り下げの時にはワイヤーのガイド脱着が、作業の度に同じことを繰り返すのが非常に面倒でした。配管自体も200Aで重量があり、吊り上げに注意をしていても配管が揺れてハッとすることや、フート弁が水槽のコンクリート壁にぶつかり破損してしまうことがありました。安全な作業、簡易な作業への改善が必要だと感じていました。

写真2
冷却水槽の様子

ソリューション

地上設置型フートバルブSG-200を採用することで、ゴミ噛みが原因で落水しても、配管を引き上げることがなくなります。ヘルールクランプ・ガイドキャップを取り外すことで、内部のスプリングと弁体弁棒を取り出し、シート面・摺動部の状態を確認することができ、部品・本体内部のふき取り作業は容易です。点検後は弁体弁棒とスプリングを本体内に収め、ガイドキャップ・ヘルールクランプを装着すれば作業終了、分解から点検整備復旧まで、作業時間を短縮、安全に作業を行うことができます。

写真3
製品イメージ

スタッフイメージ

ご担当社様から

重い配管を吊り上げる必要が無くなり、メンテナンスを容易に行うことが可能になった。ワイヤーをガイドに通す作業は、水槽壁面のハシゴにつかまりながら行なってきた。十分に注意をしていても、不安と危険を感じる作業だった。地上設置型フートバルブSGの採用によって、作業上の安全を確保することができ、ハシゴを上がり下がりする必要はなくなり、とても安心で満足している。