フートバルブ
食品工場給水ラインで、毎回水槽の水を抜いて対応していた。地上にあれば水を抜く必要もありません。
食品工場 様
当社の飲料・食品加工事業は、県農産物の需給調整機能および生産・加工・販売の一体的機能の発揮による果樹・野菜・大豆等の生産振興並びに福岡県農業の再編・創造に取り組んでおり、多様化する消費者ニーズへの対応等市場競争原理のなかで、県域完結事業として県農産物の特性を活かした商品・技術開発に努めております。
また国際化・情報化による経済環境の変化等事業環境が激変するなかで、このような事業特性を活かすには、
① 県農産物の加工利用促進による高付加価値化と競争力の強化
② 迅速な意思決定と機動的・弾力的な事業運営
③ 業務の合理化・効率化による経営管理の徹底
④ 高度に専門化・スリム化した事業体制等を具備した新たな事業運営
を行い、消費者・産地の意思の反映に努めます。
設置場所:工場 | |
配管種類:冷却 |
設置したSG型グランドフート
課題
食品工場では、生産工程や洗浄等多くの水を使用します。当現場では、給水ポンプが6台あり、ローテーションで常に3台~4台のポンプが稼働をしています。土日は基本的に停止しますが、連休明けにフート弁が落水して揚水しないケースが発生。配管を引き上げるにも、ポンプ室が非常に狭く、3M以上ある配管を抜くことが出来ない。落水した場合は定修があるまでずっとそのままで使用が出来ません。運用できているうちは問題ないですが、一度ゲリラ豪雨ですべてのポンプが運用できなくなることもあり、事前対策が必要でした。
エルボを外せば、すぐにグランドフートバルブに交換できるようにしている。
ソリューション
アングル型の地上設置型フートバルブは、地上で製品分解・点検が可能です。そのため配管を引き上げる作業は不要です。分解・点検は、蓋となる点検口を取り外すだけで、内部部品を取り出すことが容易な構造のため、作業時間を大幅に短縮することができます。
使用していた配管及び末端フート弁
ご担当社様から
末端フート弁は水槽内に入っている為、容易に確認メンテナンスが出来ず困っていました。弊社の場合一度送水不良になると長期連休まで復旧が出来ませんでした。
運用できているうちはいいですが、全てのポンプが送水できなくなった場合、製品に影響がでてしまうので、それだけは避けたい。
そこで、ポンプの更新に合わせて、グランドフートバルブを2台設置。初めての導入で地上で本当に効果あるのか?!と思っていましたが、非常に順調です。
残り4台も、簡単に外せるように、エルボ部を設けているので、随時交換していきたいと思います。