
チャッキバルブ
ポンプ停止時にウォーターハンマーが発生した事例
宿泊施設 様
落ち着いた雰囲気の19階建ホテルです。
ホテル内の和・洋・中のレストランは、旬の食材でおいしさを楽しみ、旅のひと時を心ゆくまでおくつろぎいただけます。
![]() |
設置場所:ビル |
配管種類:その他 |
設置の様子1
課題
ホテル内の給水ポンプが地下のポンプ室にあります。ホテル内でご使用される水の量によって2台あるポンプが追随して動きます。ポンプ送水量がポンプ1台で間に合えば、2台運転が1台停止して1台運転になります。ポンプの出口側で配管は1本にしているので繋がっている状態ですが、2台運転から1台運転になるとき、停まるポンプ側に動いているポンプの揚水圧力がかかります。すると既設に付いているチャッキバルブからガチンと大きな金属音が発生しています。給水には支障は起きていませんが、従業員の行き来する通路に面して扉一枚で仕切られているだけなので、通路にもその音は確認できる。従業員の方が何の音か気になるという相談がでるので、直す方法を考えていました。
設置の様子2
ソリューション
スモレンスキチャッキバルブは水撃防止型です。急激に背圧がかかっても、自閉性能により背圧の影響を受ける前に閉まる動作を行ないます。そのため、背圧によって弁体が弁座に叩かれることなく静かに閉止することができるので閉鎖音も起こしましません。
設置機種:SMC型スモレンスキチャッキバルブ
ご担当社様から
スモレンスキチャッキバルブにしてポンプ停止時の金属音はなくなりました。ポンプとバルブの近くにいても、閉鎖音はなく、なにも気になりません。今後は従業員の方も気にすることなく通行できるようになり、設置効果に満足しています。