チャッキバルブ
工場冷却水ラインで衝撃音発生!スイングチャッキバルブとの面間差を埋めるスペーサーで、配管を変更せず交換が可能!
化学工場 様
有機合成化学、高分子化学、バイオテクノロジーをコア技術としてナノテクノロジーを融合し、繊維事業、プラスチック・ケミカル事業などの基盤事業に加え、情報・通信機材事業、炭素繊維複合材料事業、医薬・医療材事業、水処理など環境事業等をグローバルに展開しています。
設置場所:工場 | |
配管種類:冷却 |
スモレンスキチャッキバルブ 設置写真
課題
工場では、機器冷却水や散水等で水を多く使用します。当化学工場では、ポンプ直上に設置しているスイングチャッキバルブが、ポンプ停止時にウォータハンマーを発生させていました。その度に、非常に大きな振動や音が発生しており、濾過機や他の機器が破損してしまわないかと心配していました。スイングチャッキバルブをウォータハンマー防止用のスモレンスキチャッキバルブに交換すれば解消出来ると検討!しかし各メーカーごとに面間寸法が異なり、交換するとなるとポンプ廻りの既設配管全体を見直しする手間や特注の単管を発注するなど大がかりな対応が必要となっていました。容易に交換できる方法を探していました。
面間差を合わせるスペーサー(FC製)
ソリューション
スモレンスキチャッキバルブは、スプリングを内蔵したウォーターハンマー防止型の逆止弁です。スイングチャッキバルブで発生しているウォータハンマーに効果があります。
しかし、JIS規格のスイングチャッキバルブとスモレンスキチャッキバルブでは製品面間が異なる為、交換が容易に行えないケースがありました。
弊社では既設配管の改修工事を行わずに製品交換出来るよう、バルブの面間補正用部材スペーサーを準備しております。
面間を合わせるスペーサーは40A~250Aまで、更に配管材質に合わせ、塗装品、ナイロンライニング品、ステンレス品の3種類を用意しています。
スイングチャッキバルブとスモレンスキチャッキバルブの面間差
ご担当社様から
ウォーターハンマーには、非常に困っていました。スモレンスキチャッキバルブに交換したかったが、スイングチャッキバルブと面間が異なるので、困っているが交換に手間がかかる!どうしよう!と考えていました。今回面間を合わせるスペーサーで対応できるという事で、非常に助かりました。様子見で1台の採用でしたが、今まで発生していたウォータハンマーが、スモレンスキチャッキバルブに交換してピタッと音と振動が無くなりました!!ウォータハンマは配管などの機器に大きな影響与えるから、早めに改善出来て良かったです。
今までスモレンスキチャッキバルブを知らなかったので、スイングチャッキバルブを設置していたけど、今後は他のラインも順次スペーサーを使って、スモレンに切り替えていきたいですね。