お客様の声

非鉄・金属　様

原料から高純度化合物、各種合金まで一貫生産するレア・アース総合メーカーとして、単に素材としてのレア・アース開発だけにとどまらず、高機能マテリアルとしてのレア・アースの可能性追求に大きな夢をかけています。

	設置場所：工場
	配管種類：冷却

設置前の様子

課題

金型冷却循環ポンプで従来型フート弁を使用しています。金型冷却は冷却時間を管理するために流量と圧力を計測しています。普段ポンプは廻りっぱなし、停まるのは盆と正月のみ。休み明けに水中の従来型フート弁から水が落ちてポンプが廻らずに、仕方なく従来型フート弁を引き上げる作業が必要になる。フート弁の予備品を持っている訳ではないので、引き揚げたフート弁を分解する。引き揚げた従来型フート弁は、殺藻剤という水槽、配管に発生する藻を殺す薬の影響で、スケールが付着するため動きが悪くなっている。フート弁の手入れをして復旧。これまでは長期連休明けに限った話でしたが、今後夏場には計画停電が予想されるので、その度に停電の度に従来型フート弁の作業をしていては、作業中に操業が止まり、生産量に影響がでてしまう。なにか良い方法はないかと考えていました。

設置後

ソリューション

アングル型の地上設置型フートバルブは、地上で製品分解・点検が可能です。そのため配管を引き上げる作業は不要です。分解・点検は、蓋となる点検口を取り外すだけで、内部部品を取り出すことが容易な構造のため、作業時間を大幅に短縮することができます。

ＳＭＬ－ＤＴ－ＦＴＳ

ご担当社様から

地上設置型フートバルブを採用するのは初めてだったので、本当に地上で使用することができるのか、操業に影響を起こすことはないのか半信半疑でした。同じ水槽にポンプが９台あるので、試しに１台使用しました。盆休みは生産量が落ちなかったため、設置後にポンプが初めて止まったのは正月休みでした。休み明けにポンプを動かしたところ、落水もなく操業することができました。現在では９台全てを地上設置型フートバルブに交換しました。分解が作業者１名で簡単に行うことができることは分かっているので、従来型フート弁と比べて、作業時間短縮の改善になり満足しています。