フートバルブ
休み明けに必ず従来型フートバルブが落水!地上設置型フートバルブで無駄な作業時間の短縮に!!
製鉄工場 様
常にお客様と密接な対話を繰り返し、多様化するニーズに応えた高機能商品・高級薄板商品を製造し、熱延鋼板、床用鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板、ブリキ、ローモ、電磁鋼板など、自動車、電機、産機、建機、造船、容器など幅広い分野でお使いいただいています。
設置場所:工場 | |
配管種類:その他 |
地上設置型フートバルブSML-DT-FTS
課題
湿式集塵機 汚れを水で落として水槽に回収、塵は水槽下に溜り、上澄みだけをまた循環に使用しています。操業中ポンプは回りっぱなしの時間が長い設備ですが、休みに入るときには必ず停止しています。今までの従来型フートバルブは休み明けの操業開始時まず落水しているので、呼び水をして復旧させるのが前提でした。休み明け毎回のこと、作業自体は協力会社に任せているので私達が苦労する訳ではなかったが、作業がなくなれば無駄な時間を待つこともなく操業が開始できる。気にはなっていた。
手が届き作業が容易
ソリューション
地上設置型フートバルブはポンプの停止に追随して閉動作を行います。従来型フート弁のように背圧の影響を受けて急激に閉動作はしません。締り際にはゆっくりと閉まるので異物の噛み込みを避けられる傾向があります。そして異物の噛み込みによって落水が起きた場合、配管したまま地上部で作業を行うことができます。
SML-DT-FTS(アングル型FC製)
ご担当社様から
試しに1台、地上設置型フートバルブSML-DT-FTSを2年前に取り付けて使用を開始しました。この2年間で落水したのは1度だけ。その時は協力会社は呼ばずに自分たちで分解・点検・清掃・復旧・試運転までを行いました。蓋をあければ内部部品は手で取り出すことができ、整備といってもウエスで部品をふき取るだけ。傷がないかチェックして組み立てて試運転を行い、まったく問題はありませんでした。自分たちで簡単に作業ができること、2年間手間がかからずに使用できたことから先月同様の設備に採用することを決めて取り付けが終わりました。今後は休み明けでも協力会社への要請をする必要も、配管を吊り上げる時間も考えなくてよくなり満足しています。