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お客様の声

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フートバルブ

従来型フート弁は吊り上げ作業が当たり前?地上設置型フートバルブで作業者の負担を軽減!!

上下水道 様

県及び県内の市町の建設技術の向上と公共事業の効率的な推進を図るとともに、土地区画整理事業、まちづくり活動等の支援、流域下水道事業及び流域下水汚泥処理事業に係る維持管理等を行うことにより、より質の高い社会基盤づくり及びまちづくり並びに生活環境の改善及び公共用水域の水質の保全に寄与することを目的としています。高度な技術力を有する公益財団法人として「設計・積算・工事監理」「下水道施設の維持管理・建設支援」「土地区画整理・景観づくり支援」「埋蔵文化財調査」の四つの分野の事業展開と、これらを支える「技術の拠点・技術者育成」を加えた五つを柱とし、「効率的な社会基盤の整備・管理」と「開発と文化財保存の調和」に取り組んでいます。

ラベル 設置場所:その他
配管種類:その他

写真1
地上設置型フートバルブSG-80グランドフート設置の様子

課題

この下水処理場では微生物で有機処理を行なっています。有機処理を行った処理水は、サンプリングポンプで採取して、水質検査を行い管理しています。有機処理水には、汚水に含まれていたゴミが多少残留しています。そのゴミが、サンプリングポンプのところで使用している従来型フート弁に引っかかる、ポンプ停止時に弁が閉まる時に挟まることで、毎月必ずサンプリングポンプは送水不良を起こしていました。従来型フート弁を点検するためには必ず配管を吊り上げて作業を行う必要があります。下水処理場は海に面したところで、サンプリングポンプは屋外にあるために、雨の日・風の日、特に冬場の仕事では、作業者にとってつらい作業でした。流体の条件を考えれば仕方のないこと、当たり前の作業と思っていました。ただ、作業を指示するたびに、毎回のことなので、少しでも負担を軽減してあげる現場改善はないのか、長い間気にしていました。

写真2
サンプリングポンプと従来型フート弁使用時の既設配管廻り

ソリューション

地上設置型SGグランドフートバルブは、地上での管理・点検が容易に行なうことができます。設置した状態で製品分解ができる構造で、部品はヘルールクランプ・ガイドキャップ・スプリング・弁体一式、ヘルールパッキンを含めても計5点とシンプルです。分解手順は①ヘルールクランプ取り外し、②ガイドキャップ取り外し、③スプリング取り出し、④弁体一式取り出し、この①から④で分解が完了、点検後④から①への組み付けで復旧完了です。本体を除く部品全てが交換可能です。

写真3
地上設置型フートバルブSG-80グランドフート部品点検の様子

スタッフイメージ

ご担当社様から

地上設置型フートバルブSGグランドフートのことは展示会で知りました。実演機で作動、製品の構造・実際の作業手順をみて、すぐにサンプリングポンプの従来型フート弁との違いが分かりました。実際にSG-80を設置して既に半年が過ぎました。従来型フート弁では毎月必ず発生していた送水不良と配管の吊り上げ作業でしたが、地上設置型SGグランドフートにして、半年間でたった一度というのが大きな違いです。SG型は弁体が斜めの構造で、弁開した時にはエルボのような流路になると聞いていたので、それでゴミがかかりにくくなったのかもしれません。その一度の作業も、分解・点検・復旧までを従来型フート弁と比べたら、あっという間に終わることができ、作業者は皆喜んでいます。水質管理は継続して行うものですから、必ず復旧しなければなりません。そのため部品の予備品も準備して手元に常に1セットあり安心です。流体が有機処理水なので、試しに設置した1台でした。充分使用できると判断できたので、同設備にもう1台設置することを決めました。いままで当たり前のことと、昔から行なっていた作業が、実はこんなに簡単になるとは大変助かっています。